災害を知ろう! Part.5 「身を守る」
津波から身を守るために
津波の被害を出さないための鉄則があります。これからお伝えする3つのことは地震の揺れを感じたら、揺れの大小に関わらず必ず実行し、自分と家族・友人や隣近所の人たちの身を守るようにしてください!
※写真はイメージです。
1. 揺れを感じたらすぐ避難を!
海岸部や河川周辺部に住んでいたり働いている人たちは、揺れを感じたらすぐに避難を開始してください。津波が来るか来ないかは揺れの大きさでは判断できません。特に長時間のゆっくりとした弱い揺れが続く場合は「津波地震(ブログ:今日のまめ知識③で詳しく解説 https://leisurely-home.com/blog/2696/)」の可能性が高いので、津波が襲来が予想されます。
避難は日頃から意識しておかないと、いざという時すぐに行動に移すことは非常に難しいと思います。お住まいの自治体が発表している防災ハザードマップで、自分の居る地域の津波の予測(最大波高)を確認し、避難経路と避難場所を頭に入れ、避難行動のシュミレーションを必ずしておいてください。
※シュミレーション図
2. とにかく安全な高台へ!
津波の被害に合わない鉄則の2つ目は、とにかく安全な高台へ避難することです。例えば小高い山や丘の上の少し開けた場所で、津波の勢いにも負けない頑丈な地質(岩石層など)のところが好ましいです。ただ地域によっては近く山や丘がないところもありますので、その場合は鉄筋コンクリート造のビルやマンションのできるだけ高い階(5階以上)に避難してください。※ビルやマンションへの立ち入りは事前に管理会社と自治体との避難協定の締結が必要ですので、お住まいの自治体へ確認されることをお勧めします。
また避難方法は原則徒歩が好ましいとされています。自動車やバイク・自転車等は避難渋滞を引き起こす可能性があるためです。要支援者の避難など止むを得ない場合を除き出来るだけ徒歩で避難しましょう。
※写真はイメージです。
3. たとえ注意報でも甘くみてはいけない!
津波情報は、津波が発生する可能性が高いときに気象庁より発表されますが、予想津波高が20cm~1mの場合は「津波注意報」として発令されます。
(※津波警報は波高は1mを超える場合)
しかし注意報だと思って甘くみてはいけません。過去の事例でも50cm程度の津波で大人が足を取られ流されたことがあります。また子どもは水深15cmでもうつ伏せに倒れたら溺れてしまう場合があります。津波は地形により思わぬ水流や速さを生むことがありますので油断は禁物です。
発表された情報が注意報だからといって軽視することなく、落ち着いて迅速に避難行動を取るようにぜひ心掛けてください。
※写真はイメージです。
<ブログも随時更新中です‼ お楽しみに(^^)/ >
今日のまめ知識④(災害編)~遠地津波について~
https://leisurely-home.com/blog/2741/