「ちょっと箸休め」① ~地震の発生確率について~
首都直下型地震の発生確率は70%
こんにちは! 防災士&災害備蓄管理士の Polkoです🐷
新しく始まりました「ちょっと箸休め」。第一回は地震の発生確率についてです。首都直下型地震の発生確率は今後30年で約70%と言われています。この確率の根拠は、どのようにして導き出されているのでしょうか?
<関東大震災後の横浜市内>
※気象庁「関東大震災から100年」特設サイトより引用
70%の確率はどこから?
首都直下型地震の発生確率の計算に用いられたものは、直近で起こったM7.0クラスの5つの地震の規模と周期になります。
<直近の地震は以下の通り>
1. 1894年の明治東京地震(死者数24人)
2. 1895年の霞ケ浦地震(同9人)
3. 1921年の竜ケ崎地震(同0人)
4. 1922年の浦賀水道地震(同2人)
5. 1987年の千葉県東方沖地震(2人)
また1855年に起こった安政江戸地震まで遡っても、同じ発生確率(規模と周期)になるとのことです。但し、最新の観測方法や結果をもとに推定されるものはこれとは異なる規模と周期を示しており、70%の発生確率にこだわらない注意が必要です。
<特集記事も随時更新中です‼ お楽しみに(^^)/ >
災害を知ろう! Part.8「地震に関する情報について」
https://leisurely-home.com/feature_post/lets_learn_about_disasters-part-8/