災害時の非常用トイレ ~ 地震でトイレが壊れたらどうするの? ~ Part.3
簡易トイレってどれを選べはいい?
おひさしぶりです! Polkoです🐷
今日は「簡易トイレ」について話してみたいと思います。
自宅や避難所のトイレが使えない時は簡易トイレが必要
実際に被災した後は、自宅もしくは避難所での避難生活が始まります。
Part.2でもご紹介したように避難生活で一番困るのは「トイレ」です。備え付けのトイレが使用できる場合は便座用トイレ袋を使用すれば、上下水道が復旧するまでは排便に困ることはありません。
しかし、トイレ自体が破損したり汚れて使用できない時はトイレの代わりになる「簡易トイレ」が必要です。「簡易トイレ」は主にポータブルタイプのものや組立式のものがあり、使用環境や用途に合わせていろんなデザインのものが販売されています。ではどんな環境にはどのような簡易トイレが向いているのか?を説明したいと思いますので、しばらくお付き合いください。
どの簡易トイレがいいかは使用環境によって変わる
ネットで「簡易トイレ」を検索してみると、いろんな種類の簡易トイレが販売されておりいったいどれがいいのか迷ってしまいますよね?
実は簡易トイレは材質やデザイン・構造によって想定されている使用環境が異なります。
<避難所で使用する場合>
※画像はイメージです。
避難所にはトイレがほぼ完備されています。ただしトイレが使用できない状況を想定して簡易トイレまで備蓄しているかはそれぞれお住まいの自治体により様々です。
ほとんどの自治体では非常用トイレ袋(通常の洋式トイレに被せて使用するもの)を備蓄されていると思いますが、常設のトイレが破損したり汚れて使用できないことまで想定しているところは少ないと思います。
できれば常設のトイレが全く使用できないことを想定して、ポータブル型「簡易トイレ」を備蓄されることをオススメします。
材質は主に段ボール紙製・プラスチック製のものがありますが、避難所では多人数で使用することが考えられますのでプラスチック製のものが良いと思います。災害時には水洗いすることは難しいと思いますが、ウェットティッシュなどで拭いたりすることはできる場合もありますので段ボール紙製のものは避けたほうが無難です。そして備蓄性を考慮するなら組立式ではなく折りたたみ式を選んでください。コンパクトにたためて収納に便利です。
避難所の場合、通常椅子として使用することはほとんどないかと思われますので、収納性に優れたものを選びましょう。
<自宅で使用する場合>
※画像はイメージです。
自宅での使用も基本的に避難所での使用と同じです。ただ自宅の場合は避難所に比べ備蓄できるスペースが比較的少ないため、できれば普段から使用できる簡易トイレがオススメです。日常的に使用できれば収納スペースを気にする必要がありません。
例えば普段はインテリアや椅子として使用して、いざという時にトイレとして使用できれば言うことはありません。そういった点ではSOLSIONの折りたたみ簡易トイレ椅子の「PATATTO350+」がオススメです。かわいくてお洒落なデザインはお家のリビングで椅子としても使用でき、災害時には簡易トイレとしても十分役立つ機能性を持っています。
本体は強化プラスチック製で頑丈であり、汚れたら水洗いやウェットティッシュなどで拭き取ることも可能です。折りたためば厚さわずか4cmに収まりますので持ち運びや収納にも大変便利です。
まとめ
以上、避難所と自宅で使用する場合どのような「簡易トイレ」がいいかを見てきました。
どちらもプラスチック製で折りたたみ式がベストな選択だと思います 。簡単に清掃でき簡単に収納できるものを是非お選びください(^^)